Winter 7  
   この冬初公開の障壁画、杉戸絵を見学に洛西の二ケ寺を訪ねる                    09.1.2
             宝厳院   天竜寺塔頭寺院


今回はこちらの拝観は割愛、境内西南部の宝厳院のほうへ向かう

昨秋(平成二十年)再建された本堂内に、洋画家田村能里子の障壁画「風河燦燦三三自在」が
公開されているので、訪ねました。

庭園が叉見事でした。        未だ人も少なく朝の光に輝く一面の苔と石の庭をゆっくり堪能する事が出来ました。
庭園は室町時代、中国に二度渡った禅僧の作庭による「獅子吼(ししく)の庭」(仏が説法するの意味)と言う名の庭園で、
江戸時代の京都の名所名園を収録した書にも掲載されたという名庭だとか。


こちらが入り口

蓑垣

ここはお休み処?未だ見事な円形がそのままに

中国から渡って来たという石

一面に広がる苔の美しい事

豊丸垣(ほうがんがき)

獅子岩

嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園の奥に本堂があります。
未だ木の香りもするその本堂に、田村能里子画伯により新しく描かれた「タムラレッド」といわれる赤を大胆に使った障壁画があります

   今回公開されたのは全58面のうち本堂南面の三室で、
左の写真(パンフからコピー)は中央の部屋で昼を、下は夜の場面を描いているそうです。

画伯のコメント
「インドを発祥の地として、シルクロードを通じて、東西の文化を融合しながら日本まで到った仏教と、人々の生活の長い時の流れを美しい絵本のように表現出来たらいいな、
という思いから生まれま
したと記されていました。

                 金閣寺  方丈

創建(1678)以来初の解体修理が行われた方丈が平成19年秋に完成。日本画家、石踊達哉、森田りえ子による杉戸絵も新作され、今回公開されました。
四季をイメージしてそれぞれ8枚づつ描かれています。樹齢7〜800年の秋田杉が使われ1枚のサイズは1.8mx0.9mです。

前庭は後水尾天皇お手植えの侘助椿もある枯山水の庭園です。
←こちらの廊下の右側の戸に下の4枚の杉戸絵があります

左側には、菊(森田)と桜(石踊)の絵が。

内部に森田画伯の花しょうぶ、牡丹
そして石踊画伯の初秋、紅葉(?題は覚えてない)があります

石踊画伯の初秋の絵が好きでしたが、パンフにも写真なくネットでも見付ける事が出来ず、残念。






金閣の姿も


              椿


            

          花しょうぶ

            牡丹